2014-09-19

絵と思い出

僕はいつから絵が好きだったのかなぁ、
と思い返してみると
小学生のころに兄が描いた落書きマンガを読んで、
爆笑したのがきっかけだったと思います。
絵で人を笑わすことができると
身をもって知った出来事でした。


絵は老若男女、あらゆる垣根を越えて
みんなが興味を抱くものだと思いますが、
僕の描いた絵も、誰かにとって何かの特別な出来事に
なったらいいなと思ったお話しです。



先日、あるリピーターのお客様から頂いたご注文がありました。
奥様のお誕生日に毎年プレゼントされているとのことで
去年の絵は、お腹の中にお子様がいる様子で描かれていました。

今年はお子様も誕生し、親子ご一緒での作画です。


描かれた絵を持ち帰り、お披露目すると
奥様が喜んで下さっただけでなく、なんと!!
生後7か月のお子様も、初めて自分が描かれた絵を観て
それが自分の顔と認識できたのか、
初めて鏡を見たときのようにニコニコと反応されたとのこと。

生後7か月のお子様の心を、何かしら動かせたのなら
絵描きとしての誉れです!!


さすがにお子様の記憶には残らないかな・・・
とは思いますが、ご家族にとってこの出来事が
特別な思い出になってもらえたら、
お子様が大きくなったときに、その時のお話しをしてもらえたら
絵を描いた僕も嬉しい限りです。

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