2012-02-23

カリカチュア・ジャパン10周年創業祭

 
カリカチュア・ジャパン10周年創業祭が
先日、行われました。

お越しくださったみなさま、本当にありがとうございます!!

当日僕が挨拶できた方は
少数ではありましたが、
嬉しいお言葉をかけていただきました。



アーティストのご両親も多く参加してくれましたが
この機会を通して
親がここまで育ててくれなければ
今の自分は無かったのだと
親への感謝の気持ちというのを
実感しました。


カリカチュア・ジャパンはまだ10歳。
人で言えば小学生半ばの歳です。

まだまだ親の力無しでは生活もままなりません。

しかし、カリカチュア・ジャパンにとっては
支えてくれる人は皆、親同然です。

これからもカリカチュア・ジャパンが
大きく成長し続けていけるように
ご協力お願いいたします。
  

2012-02-17

注文作品ステップバイステップ


もうすぐブライダルシーズンですね。

2月は注文WB&ギフトのピークでした。
ご注文くださった皆様、ありがとうございます!!

一枚一枚こだわりのリクエストがあって
描いていて楽しいですね。

今回は先日お描きした絵の
作画行程をお見せします。


1・下描き


2・ペン入れ

ペン入れは手前にあるものから描いていきます

3・文字を入れてペン入れ終了

4・カラーに入ります
中間の暗さの部分から塗っていきます

5・カラー2
白い部分をなるべく残さないように大胆にいきます

拡大するとこんな感じです

6・赤みを加えていきます

頬や鼻の頭は赤みが強いです

7・女性は色白に塗ります

8・顔以外の部分を塗っていきます
9・背景はフォークリフトの積荷をイメージして
明るい配色でシンプルに

色鉛筆で立体感を強調したら
完成!!

このあと、額装されお客様のもとへ送られていきます。

絵を見たお客様が笑顔になってもらえるように
これからも一枚一枚大切に描きたいですね。

2012-02-15

この目で見た仙台石巻の今

仙台石巻でのスケッチを終え
無事に東京へと戻ってきました。


スケッチの会場となった石巻赤十字病院は
大規模な病院で、平日と言えどたくさんの方々
が描かれに来てくださいました。



お子様が大きくなられたときに、
亡くなったお父様のことを忘れてしまわないようにと
震災によって失ってしまった大切な思い出を
取り戻すために来てくださった方もいれば

家族が笑顔で一緒にいられることの大切さを実感し
震災後の今この瞬間を、これから先に
残せる思い出にしたくて来てくださった方もいらっしゃいました。







被災地に訪れて地元の方々をお描きするのは
初めてでしたが、実際にお描きしてまず印象的だったのは
笑顔の方が思っていたよりも多かったことです。

過去にとらわれることなく未来に向かって歩んでいる方々を
見られたので、「心の復興」は
順調に進んでいるのかなと思いました。





しかし、「生活環境の復興」はまだまだのようです。
被害の大きかった地区へ行くと今なお手を付けられずに残っている
震災の爪痕をまざまざと見せつけられます。


崩れたコンクリートや曲がった金属といった目の前に広がる無残な光景、
それらが完全に取り除かれるまでは
3メートル以上ある防波堤を乗り越えて波が襲ってくるその恐怖を
思い出さないことはないでしょう。

自分が生まれ育った故郷が同じ状況になったとしたら・・・

今まで映像や画像を通して断片的にしか
見ることがなかったですが、
現地をこの目で見て、そう考えることができました。

一日も早い被災地の復興を応援します。

  

2012-02-12

笑う、避難所

集英社新書「笑う、避難所」を読みました。



東北地方太平洋沖地震により発生した
大津波を逃れた人々が集まった
仙台石巻市にある自主避難所・明友館。

指定避難所と違い、行政の支援が届かない自主避難所。
しかし、震災からわずか数週間後には
この避難所は在宅避難者や児童施設を「支援する避難所」になります。



自主避難所・明友館の人々の笑いと奮闘が起こした
奇跡が記録されたノンフィクションです。



この本の一節に
「人間らしく生きる。
人間らしい生活を取り戻すことを、みんなで目標にする」
とありました。


人間らしく生きる。

人間らしい生活というのは
やっぱり笑顔のある生活だと思います。

人は誰しも笑顔で生きる権利があるし
どんな苦境でも笑顔で生活したいという欲求があると思います。




今日から3日間、カリカチュア・ジャパンを代表し
仙台石巻へ行ってきます。

今回行くのは、Kage、後藤麻耶、本間雄太と
やや男性率高めですが(笑)、バレンタインデーに先駆けて
チョコの代わりに笑顔の絵をたくさん描いてきたいと思います!!




2012-02-09

ISCA会報の表紙を描きました!!


ISCAの会報『EXAGGERATED FEATURES』の表紙絵を描きました。
いままで歴代の会報と並べてみると感無量です!!



カリカチュア世界大会で優勝すると前年の優勝者がその方を描き、
次号の会報の表紙になるという伝統があるISCA。
今回は2011年の大会で優勝者の田畑伴和さんを僕が描きました。


田畑さんは今大会では、お子様を連れての参加でした。
子宝にも恵まれ、念願のGoldNoseyをも手に入れた田畑さん。
まさに二兎追って二兎を得たその活躍の裏には、いつも行動を共にし
陰ながら支えていた奥様の存在があったからこそに違いありません。



田畑一家で勝ち取った優勝、本当におめでとうございます!!



2012-02-04

めざせ!!電子系アーティスト

前々から気になっていた
iPadのドローイングアプリに
挑戦してみました!!

やっぱりPCのペインティングツールには劣りますが
ちょっとしたペインティングの練習や
作品制作前のサムネイルには問題なく使えそうです。




昔の画家さんたちは
絵の具やらキャンバスやら重い荷物を持ち歩いて
絵を描きに行ってたものですが
こんなに手軽になりました。

将来、学生がよくやる校外写生も
電子化される日が来るかもしれません。

テクノロジーの進化ってすごいですね~。

2012-02-02

コンテスト作品



佐々木希さんを描きました。

カリカチュアというと
どうしても“奇怪な誇張をされる絵”というイメージを
持たれることが多いですが、
アーティストが感じたモデルの個性が描かれているのなら
キレイな人はキレイに、かわいい人はかわいく
描いてもアリだと思います。


というわけで、ご覧のように
佐々木希さんのかわいさにハマってしまいました(笑)
  
  


2012-02-01

お気に入りのスケッチタイム



スケッチをする時間を作るのって
ほんとに大切だなあと思います。

頭の柔軟体操にもなるし
自由に手を動かして気の向くままに描いているのが
何より心地良いです。


最近よくやるストレッチは、
目の前を通りがかる人を見ては
想像でキャラクターを作ってみるトレーニング。

良い絵ができたら切り取って
コレクションしてます。





最初はちょっと恥ずかしいですが
スケッチブック片手に
フラッと描きに出掛ける時間を作るのも
楽しいものですよ。

描くことが好きな人は、ぜひ!!